中部の駅
つくづく、こんな場所によく駅を作ったなあと思う。 この定光寺駅は庄内川の断崖絶壁というそれはそれは限られた場所に造成された駅である。名古屋近郊の輸送どころか長野方面への長距離輸送も担う天下の中央本線、立派に複線そして電化もされてはいるが、よ…
広島生まれの人間として、路面電車が郊外電車に乗り入れるというという光景は日常であった。しかし車両はというと全て路面電車規格の床の低い電車である。広島の場合、郊外電車側の床の高い車両というのは私が生まれた時には既に営業運転をしておらず車庫の…
伊勢鉄道(旧国鉄伊勢線)との分岐駅である かつて関西本線の単独駅だったところ、後になって伊勢線が開業して分岐駅となった経緯をもつ。普通であればもともとあった関西本線のホームに線路を追加するか、あるいは切り欠きを設置して伊勢線用の乗り場を仕立…
いや、この駅は誰が何と言っても万博八草。なぜなら最初に訪問した時にそういう名前だったから。名古屋のどっか(詳細不明)に宿とって、211の愛環直通の快速でこの駅に降りて、さてここから会場に向かうぞと乗車待ちの列に並んだ記憶がある駅だ。 …19年前?…
名松線の松阪の隣の駅である。この駅から1日の行動を始めた人はなかなかいないと思う。私のことだ。 これまで名松線はこの駅を残し、他全ての駅を訪問ができている状態だった。とするとこの辺りに用事がある際に機会を見て訪問しておきたいところであるが、…
今日2024年3月15日を以てJR西日本北陸本線としての役目を終える駅だ。明日からはハピラインふくいの駅となる。 訪問日はダイヤ改正の一週間前、そして青春18きっぷが使用可能、さらに元日の地震への復興として破格の値段となったフリー切符たち、数多の要因…
上下線の改札がゲートつきの自動改札機で完全に分離されている駅というのは、私鉄ではそこそこ見ることができるもののJRでは殆ど見かけないように思う。広島近隣では天神川や新白島、可部に今度から下祗園も仲間入り、その他阪和線に数駅あるようだ。帯広も…
土樽という地名にピンとくるのは、どちらかというとマイカー族かもしれない。 首都圏から新潟に向かう高速道路としてお馴染みの関越道、大雪の日にこの道を走るととても長い関越トンネルを抜けた先で本線から降ろされタイヤを確認させられるパーキングエリア…
生まれも育ちも広島という路面電車の走る町。路面電車というのは他の鉄道と比べて特にバリアフリー意識の高いもので、21世紀になったあたりからいかにして床を下げるかに躍起になってきたものです。ステップ1段が許されるディーゼルカーとか、ドア幅700mmで…
海上空港一つ手前のりんくう駅、これで絞り込めないなんてね。 中部国際空港、セントレアの一つ手前のりんくう常滑駅です。ここを出ると列車は伊勢湾の美しい光景を眺めながら海上部を1つの端で颯爽と走ってまいります。 駅ホームの時点で十分高い位置に高架…
新幹線の開業と同時に生まれる並行在来線、その出資元が都道府県であるからか、県ごとに会社が作られるのがセオリーだ。(肥薩おれんじ鉄道という例外もある)そのため、隣県の並行在来線会社との境界駅は、必然的に県境近くの駅となる。 ここで、県境という…