海を渡った広島電鉄の車両のうち1両。906号は日本のお隣大韓民国の首都ソウル特別市に保存されています。他の車両がコンケーンの大学内、クーデター中のヤンゴン、いつ修復完了するか分からないサンフランシスコというなかなかめんどくさい奴らばっかりなので相対的に敷居は低いです。
1号線の宇品二丁目行きはつい最近定期列車が設定されましたが、ここの保存車はずっと前からこの方向幕のようです。悪いオタクが変更したんかねぇ?
こちらサイドは車番は消されているものの比較的原型をとどめています。
※現役時代の同車
一方でホーム側は車体に外付けてドアが取り付けられています。当初計画だとこの鉄道公園内で走るという話だったような気がするんですけど頓挫したんですかね?
車内はICカードリーダーや運賃箱など電子機器が撤去されたほかはだいたいそのままです。一応写真に写ってない側には床置きの巨大なクーラーがありますがこればっかりは仕方がないでしょう。ドアの部分や降車ボタンなど、所々に日本語が残っています。まあしばらく日韓関係も平和そうなので電車が焼き討ちにあったりはしないと思います。多分。
【アクセス】ソウルメトロ6号線 花郎台駅より徒歩で10分~15分。ほか石渓駅などからバスあり