新しい風に乗って

駅を訪問したり保存車を訪問したりする方のブログです。

JR東日本_奥羽本線:大張野駅

虫が苦手な僕にとって、真夏に田舎の駅を訪れるというのはなかなかメンタルに響くものがある。かといって、春や秋にはまとまった連休は無いし、ゴールデンウィークは18切符がない、冬は雪で駅間を歩く都合が悪いとなると、結局盆休みに行かざるを得ないのである。この親不孝め。

新潟から船で一晩を明かして秋田港、歩いて土崎から秋田駅。ここからようやく始まった奥羽本線の駅めぐりは、寝起きのぼくに虫の洗礼を浴びせてきた。

この駅はホームは1面だけ、向かい側の線路は我関せずとばかりに通過していく特殊な構造。奥羽本線の単線と秋田新幹線の単線とが並走してるわけですな、この区間を乗ったことは無くても運転したことのある人は意外と多いはず、きっと認知度は高いんでしょう。向こうは新幹線ばっかりだから主要じゃない駅なんて止める必要がないってことでしょう(一応稀に普通列車も走るらしい)

 

で、この跨線橋。ある程度雪の降る地域だと結構な割合の駅で跨線橋はしっかり密閉されている。跨線橋に屋根のついていない暖地とは違ってその辺は利用者にやさしい。ただし夏場になるとその環境の良さに虫が住み始めるのである。こわいよ~

この日もでけぇ蜘蛛とでけぇ蛾にご対面。泣いていい?

 

駅舎側から。手前の1線も新幹線ができるまえは普通のホームとして使われていたかのようにそれっぽい痕跡が残っている。かつては普通の複線だったんでしょう。

跨線橋であれだけ虫とご対面したので、当然風通しの悪く天敵のやってこない待合室の中にも、こちらは死んでる奴がそれなりにいる、つらいね~

ぼくが無人駅で時間があるときに窓や扉を開けっ放しにすることをよくやるんだけれども、こういう死骸を自然風で吹っ飛ばすためにやっているわけで、まあここでも実施せざるをえない。

 

実際のところ、地元の人って慣れちゃってるんですかね?

 

一般的に、蛍光灯よりもLED灯の方が紫外線を出さず、虫が寄ってこないと言われている、消費電力の削減で効果のデカい都会の駅につけるのが優先なのは仕方ないとして、それがすんだら田舎の駅につけてほしい、この数日後に及位の駅でも地獄を見たので。

あと電車にもつけてほしい、半自動のついてない列車だと夜駅に着くたびに大変なことになるので。

たのむよ~~~~~