前回の続きです。
ざっくり、いわきの安宿に泊まりました。基本的に地方都市のカプセルホテルは飲んで家に帰れなくなった人向けの施設なのでそこまで夜遅くない時間帯は大浴場も空いておらず、しかも周りのカプセルもまだ空いているわけで都合がいいのです。
いわき5:23→竜田5:56
竜田
早朝勤業です。いくら東日本といえど12月では日も登っていません。
橋上駅でまあ御覧の通り新しいところ。これを撮影したのが2020年12月13日。橋上駅舎を使い始めたのが2020年12月1日らしく、出来立てほやほや。まだ1か月もたっていないタイミングです。
役目を終えた従来の駅舎が鎮座していました。1枚目の写真から左を向けばあります。この駅舎は西側に面しているもので、東側、つまりは海側は橋上駅舎と自由通路で初めて駅前の役割を持つことになります。
東側です。階段の照明がオシャレ。日の出ていない時間に来るのもいいものですね。ちなみに駅舎からホームを結ぶ階段は従来のこ線橋をそのまま流用しているようでした。
竜田6:18→木戸6:22
木戸
隣駅の木戸です。もうこの時間になると日が昇って空が明るくなっています。駅前にビジネスホテルがあり、ここを拠点にすることも考えていたのですが食事とか18切符の入鋏とか色々考えていわき泊になっています。週末パスとかで次回行くとすればたぶんここに泊まることになるでしょう。
2面2線のホーム。奥に見えるのが件のビジネスホテルです。当然12月の朝、放射冷却だのなんだので寒くて仕方がないものでした。
木戸6:38→小高7:20
小高
「おだか」なんですね。「こだか」だと思ってました。
ちゃんとSuicaも使えますが、ここは仙台エリアの最南端。東京からは使えません。そして改札上の表示機ですが、これは放射線の強さで確か単位はマイクロシーベルトだったはずです。0.1μ㏜/h、つまりは年間計算で1ミリシーベルトにも満たず、人間が自然に年間2ミリシーベルト浴びてることを考えると殆ど無害といって差し支えは無いと思います。まあ放射線の心配してる人はこの時はコロナにお熱でしたし…
小高8:01→夜ノ森8:25
夜ノ森
復旧区間の駅です。掘割に線路が敷かれていて、コンコースと自由通路は高台のレベルです。復旧に合わせて作られたようです。
駅前のロケーションがこれ。まだ時間はかかりそうです。。。
柵の向こうには時の泊まった自動販売機が鎮座していました。依然として向こう側の時は止まったままです。
夜ノ森8:35→桃内8:54
桃内
桃内です。常磐線の駅で唯一Suicaが使えません。東京エリア~浪江と小高~仙台エリアに挟まれてどうにもならなかったのかもしれません、現代のDMZ。
ま、下手に繋げられてもあの会社のことだから東京近郊区間が仙台まで侵食して全区間途中下車不可みたいな怪奇現象が起こりそうですけど。
泉
橋上駅舎です。それとは別に跨線橋が用意されています。写真で言うと右側に見切れているモノですね。駅舎に寄り添うように線路をまたいでいっています。自転車に配慮したんでしょうか。
イオンモール行きのバスにたくさん人が吸われていってました。ちょうど都合よく小名浜まで貨物線がありますが、旅客化してもいいのよ
駅構内は広いです。
内郷
シンプルな駅です。
跨線橋にわざわざトラス構造を仕込むんだなーって感じで写真撮ってました。このトラスはどっちかというと装飾のような気がします。
南中郷
コンパクトに収まっている駅です。
島式1面2線の駅を特急がそれなりの速度で通過していきます。雰囲気としては美乃坂本に近い感じです。
大津港
東京方面からここまで連れてこられることで有名な駅です。
2面3線です。とにかく不穏な雲が向こうの方に見えていたこともあり、なるべく早い地に東京方面で脱出することにしました。
勝田
ここで終わりです。この後は東京まで戻ってバスで帰りました。