函館で電車を走らせました。走らせたのは2年連続で定期運行を中止している39号(箱館はいから號)、定期運行やってる時も乗れていなかったので初乗車の次第です。
ちょうどこの金曜土曜(10/8・10/9)は貸切ブームで
10/8:はいから號
10/9:530号・501号・はいから號(ぼく)
って感じでたくさんの電車が走っていました♨
ボギーではなく、二軸車、ダイナミックな揺れを体感したくて貸切したという理由もあります。予想通りグワングワン揺れてくれました。それはもう脱線してしまうんじゃないかぐらい。
実際、自分専用・ザ・電車ってことで乗るまで、いや乗ってもニヤニヤが止まりませんでした。お気軽に多幸感を得ることができる、たったの2万円で、お値打ちだ。函館までの交通費は知らんけど、たぶん航空券は誤差の範疇でしょう。
窓の外と中で何か空間が違う、その雰囲気が良いもので、街並みに不釣り合いな木目調の内装で電車が走っていく、そして車両が車両だけに通行人が皆スマホで電車を撮る、この違和感が心に刺さりました。スケジュールを公開してなかった分追っかけもほぼなく快適でしたし。
谷地頭に寄ってから函館どつく前。基本、定期運行の時は夜に走ることはないというので、まあ普通は見ることのできない景色です。乗っている分にもおヨルのはいから號はパンタグラフが架線から離れるたびに室内灯が消えて面白く(それが夜に定期運行できない原因のような気もしますけど)もう一度走らせたくなっています。
湯の川まで行って駒場に戻ってくる、全線を一通り走る2時間の行路でしたが体感はとても短かったです。
ぼくと全く関係なく501号の貸切も走っていました。昭和橋で夜にはいからと501号がすれ違う、そんなことは今まで無かったんじゃないかなあ。お互いの車内からお互いの車内を撮っている光景、外から見たらやっぱり滑稽だと思う。
函館市企業局交通部の関係者様にはお世話になりました。ありがとうございました。