新しい風に乗って

駅を訪問したり保存車を訪問したりする方のブログです。

202305GW訪欧記⑪:おわりに

前回の続き

setoutivrm.hatenablog.com

 

最初から読む場合はこれ

setoutivrm.hatenablog.com

 

旅行の総決算である。

 

旅程

今回のGW旅行では以下の行程をとった。

4/28(金) 深夜に関空発。シンガポール

4/29(土) シンガポールで乗り継ぎロンドン着。ロンドン市内観光

4/30(日) ロンドンからブリュッセル経由でハノーファー

5/1(月) ハノーファー訪問。夜行列車でウィーンへ

5/2(火) ウィーン訪問。夜行列車でハノーファー

5/3(水) ハノーファーからポツダムを経由しベルリンへ

5/4(木) ベルリンからフランクフルトへ

5/5(金) シンガポールへの便に搭乗

5/6(土) シンガポールから関空へ。

 

総括

今回のGW旅行は一人旅としては初めてのヨーロッパであった。それまでのヨーロッパは小学生の頃に家族でイタリアに訪問しただけで、およそ15年ぶりの訪問となった。この時代に改めて訪問することにより、当時の記憶や匂い(私の場合は目で見たものよりも鼻についた匂いで物事を思い出すことが多い)を追体験することができたと言える。

また、今回の訪問場所は最初のヨーロッパだからと絶対に行きたい場所を選定した。Mind the gapに代表されるロンドン地下鉄の放送を聞きたい、ユーロトンネルを通りたい、ハノーファーの広電同型電車を撮りたい、夜行列車に乗りたい、ウィーンの床が低すぎる路面電車が見たい、ポツダムの広島号を見たい。ベルリンの壁が見たい。フランクフルトのユーロマークを見たい…これらの全てを実現させたという点では非常に満足した旅行となった。

とくにハノーファー路面電車博物館を訪問した5/1については、同日に本線上で保存運転が実施されるというヒキの良さを掴むことができた。これについては完全に偶然の産物であった。

 

ただし、この旅行では達成できなかった、あるいはスケジュールの都合で断念したものもいくつかある。本文中で記載したようにヴッパータールのモノレールに乗車すること、開館日がハノーファーと重複して逃したドルトムントの博物館、路面電車の町プラハ、ミラノ、リスボンチボリ公園コペンハーゲン、国境の町バールレナッサウ、ゲシェネン駅、ユングフラウ…枚挙に暇がない。これらの訪問については将来の課題としておきたい。きっと何年かしたらしれっと行ってるのだろう。

 

ゴールデンウィークにヨーロッパに飛んでから3か月がたった。最初2か月ぐらいは余韻が強くはやく行きたいとは思わなかった。しかしだ、こういうのは不思議なものでだんだんと行きたい意欲がわいてくるのである。

こうして、またeチケットを生やしてしまうのであった。

fin