2000年に全廃となった西鉄北九州線、そこで活躍していた車両のうち2連接車が保存されています。同じ福岡県内とは言いつつも、北九州近辺ではなく福岡市に近い方、西戸崎周辺にあります。
私有地内ではありますが、事務所の方にお伺いを立てて見学させていただきました。1024AB、2車体どちらとも保存されています。
反対側の方向幕は「筑豊直方」晩年まで筑豊鉄道線にも直通していたのでしょうか。筑鉄は筑鉄で同型車として2000形(2100番台とも)を持っていましたが、筑鉄の電車も黒崎以東に直通していることもあったようです。
車番。ローマン体というフォントだそうで、西鉄軌道線の一味のほか、名鉄も似たようなフォントを採用しています。西鉄から譲渡された広島の3連接も同じフォントでそのままつけられていますが、同様に譲渡された単行車や熊本の2連接はこれを採用していないようで、どちらも車番を変えているのに不思議ですね。
車中に運賃表があったので外から撮影。最末期の北九州市内線、黒崎~折尾って電停これだけだったんですね…
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