この土日月とまたマレーシアに飛んで修行をしてきたわけですが、それはそれとして昨年8月末に18きっぷで行った播但線全駅の記事を書きます。
姫路
はじまりはやっぱり姫路駅。やっぱり前の日のうちに到着してネカフェにお世話になっています。
姫路6:33→野里6:40
野里
姫路から2駅ということもありまだ高架。しかしJRになってから高架化された姫路駅とは異なり、こちらは恐らく国鉄時代に高架化されています。やはり市内を南北に縦断していると交通の障害になったんでしょうか。
野里6:56→京口7:00
一緒やないか?と思われても仕方ないほど似ています。そりゃ同じ路線で同じ時期に高架化してしかも同じ1面2線の高架駅なら仕方ないとは思います。実は姫路城まで近いらしいので酔狂な人はこっちからどうぞ。
京口7:11→砥堀7:18
砥堀
近年作られたかのような駅です。一線スルーらしく両乗り場とも両方に出発信号機があるのですが、看板が示すように普通列車は右側通行として決めているようです。ちょうどここで朝だけの221系とすれ違いました。青い103系の運用はもうないんですっけ?
砥堀7:43→仁豊野7:46
仁豊野
ここは逆にいい感じの木造駅が残っていますね。古い集落の中にある、本当に昔からある駅だと思います。エレベーターは無いですけどスロープをつけてちょっとだけバリアフリー化していますね。
仁豊野8:09→福崎8:22
福崎
特急も止まり普通列車がいくつか折り返すこともありそこそこ規模のある駅です。御覧のとおり新しい駅が建設中…と思ったらこっちは町の施設か何かのようで
このとってつけた屋根を見る限りでは現駅舎は取り壊さずに使い続けるような感じがします。切符とかもこっちで売り続けるんでしょうか?
福崎8:47→溝口8:52
溝口
あえて裏側から。本来の駅舎は右奥に見える瓦屋根のものですが、利便性のためかこちらにも改札があります。向こうの駅舎は駅員がいますが、こっちはいません。井川さくらみたいな感じですね。
この写真から見ると軽が止まってる所は昔線路があったんだろうなぁと見込んでいます。
溝口9:09→香呂9:12
香呂
駅舎自体は古そうですが、駅前は比較的整備されて細長い道路のような自動車乗降所ができていました。先ほどの溝口と同じく、駅舎じゃない側にも線路を潰した跡地に改札が用意されています。
香呂9:29→新野9:53
新野
駅前を見たらちょっとしたロータリーと田んぼ。寺前の一つ手前まで進んでしまったのでなにもありません。
そしてなぜか外国人が列車を待っていました。なんでこんなところを使っているんですかね?
新野10:28→鶴居10:32
鶴居
駅前通りのちょうど奥の所に鉄橋が見えたので行ってみました。
鉄橋でした。橋の向こうの方が比較的住宅があるようですが、いくら下に水がある鉄橋の上でも暑くて無理でした。
鶴居11:00→甘地11:07
甘地
播但線と並行して、銀の馬車道という資材運搬道路が大昔にあったようです。それと播但線をかけ合わせたモニュメントが駅の横に設置されていました。
モチモチの木みたいですね。
甘地11:25→寺前11:37
寺前
電化区間はここまでです。無理矢理中間車を使って2両編成に仕立て上げた魔の103系から解放され、無理矢理片運転台車を使って両運転台に仕立て上げた魔のキハ40系列に代わります。
駅となりに観光案内所が設置されており、ゆずのジュースがあったので飲みました。
ゆずでした。
寺前11:50→生野12:11
生野
先ほどの銀の馬車道の起点はこの生野地区にあったようで、ここで降りていくつかの鉱山へと観光するルートがあるようです。駅の中の案内所を見てみると1円電車として有名だった明延鉱山のパンフレットもありました。さすがに車無しで行く気はしませんが…
生野12:37→長谷12:46
長谷
播但線の寺前~和田山を走る列車の一部は快速として運転されますが、その停車駅はここ長谷以外の全駅。三江線の同名駅長谷も大概の秘境だったようですが、ここはどうかと降りたってみると、意外にも集落がありました。ただ、集落はあるんですけど誰も駅を使って無さそうで、虫とホコリだらけ。このホームに向かう地下道はきつかった。
長谷13:14→竹田13:44
竹田
天空の城、竹田城址。あまりにも有名ですね。ここはその玄関口で、竹田城址は写真左奥の山の上にあるのですが、当然城址ですから土台だけで、こちらから確認することはできませんでした。ちなみに雲海に浮かぶのが有名ですが、それは写真裏手側の山に展望台があってそっちから撮るようです。早朝に山登りする必要があるみたいですが。
竹田14:23→青倉14:30
青倉
まあシンプルな駅ですこと。ここまで降りた駅で唯一の1面1線、棒線駅です。
ここで次の列車を待つまでに、全但バスで隣に移動します。全但バスの乗り場は姫路側に100mほど進んだところでした。
新井
全但バスはすぐに折り返していきました。
ここも恐らく昔からの集落に面した古い駅です。ただ無人駅でした。交通量も少なく、高速と国道に持っていかれたんでしょう。
新井15:12→和田山15:29
山陰本線との接続駅。電化区間に戻ってきました。これにて播但線は全駅利用です。
名前は体を表さないですが、朝来市の玄関口です。市役所も近くにあり、駅もみどりの窓口が用意されています。駅前の信号機が雪国仕様なのが意外でした。
駅の反対には旧機関庫があります。屋根が全部無くなっていて相当朽ちています。ただ屋根が無く鉄骨状態だと上からの雪の負荷はかからないのでここから急激に朽ちていくということはなさそうな気がします。広島の中心地には鉄骨構造で爆風を逃した世界遺産がありますし。