出雲は不思議な国である、と節々思うことがあります。
元々、出雲大社が有名であるために、今は消えた「くにびき」といった特急列車や、「スサノオ」のような高速バスなどに神話由来の愛称がつけられています。
さて、私が出雲に行ったのは2015年5月でした。GWに広島に帰ろうと思い立ったのですが、まだ一畑電車に乗ったことがなかったので、山陰経由で帰ろうと思い立ったのです。渋谷マークシティからスサノオ号に乗り、はるばる10時間以上かけて出雲市駅へ。一畑電車フリーきっぷを買って出雲大社へと向かいました。
デハニ50くん 車内見学は自由だけど、雲州平田のように体験運転はできない
出雲大社前に降り立ち、出雲大社へ、あいにくの雨模様でしたが、一通り巡拝をしました。GWであったためガイド引率のツアーも見かけましたね。
そこで参拝をした後、本殿の裏を回って帰ろうとしたところ、不意に鳥肌が立ったのです。
というのも、そこは私が夢で見たことがある景色でした。記憶のある限りでは出雲大社へは初めての参拝です。初めての景色ながら、不思議なことにすでに見たことがある景色。怖いと思いませんか?
その後参拝を終え、旧大社線大社駅を見学。出雲大社前から再び一畑に乗って松江へと向かっていたのです。
松江フォーゲルパーク駅についたときでした。この景色も、夢で見たことがあると確信しました。夢の中では跨線橋があったのですが、現実ではありません。しかし、駅の立地とデザインが既視感があり、他の駅とは違う何かを感じました。多分夢の中の跨線橋は呉ポートピアの記憶からあっただったんだろうなあと思います。
家に帰って尋ねてみると、連れていったことはないとのこと。出雲には何かがあると確信しました。