この駅も、重岡に続いて限界的な列車本数の駅であるが、木を隠すなら森と言われるように1日の停車本数が1桁の駅がざらにあるJR北海道の中では目立たず、その訪問も割と楽な方に入る。というのも、訪問したところで昼も夕方も1時間ぐらいで戻れる列車がやってくるからである。訪問日はこの昼便で向かい、同業者が3人いた。

駅舎は北海道ではよく見るタイプである。待合室と駅への通路、一応トイレがついてくるもので駅員が改札をするのが不都合な構造である。竣工時はどういう運用をしていたのだろう?

駅構内は2面3線であるものの写真左手の1線は線路に錆がついており使用停止に近い。基本的には右側の線路(駅舎側)が新夕張方面、真ん中の線路が南千歳方面となる。一線スルーにはなっていない。
この駅は石勝線が帯広・釧路方面へのメインルートになる前から存在していた様子だが、ホームの土台構造を見るに古いモノは全部取り換えられたのだろう。

跨線橋から新夕張方面を望む。本線の分岐器がスノーシェッドに覆われているのは石勝線名物である。先に書いた通りこの駅は一線スルーではなく、そのせいかY字分岐になっている。まあでも何か高速化はされているのだろう。

跨線橋から右に視点を向けると古い客車が放置されている。かつては「ユニトピア川端」という施設だったらしい。由仁町にあるからユニトピアだ。客車近くまで至る連絡通路も残っていたものの荒廃していて近づく度胸は無く、連絡通路への扉を開けられるかどうかは確認していない。

駅名標。両隣の駅がどちらも張り替えられている。石勝線のこの追分~新夕張の区間にはかつてはもう少し駅があったものの割と最近に廃止されて今はこの駅しか残されていないからである。ついでに言えば新夕張も追分も一部の特急列車が停車するため、この駅が廃止になってしまえば石勝線に普通列車を走らせなくてもなんとかなってしまうのである。もしくはこの駅に2往復ぐらいとかちを停車させるか…
どう転ぶかは正直わからない。