2026年3月14日(土)のダイヤ改正にて、この駅で折り返し運転する列車が新設された。折しもその週に福岡県へと出向く用事があり、週明け16日(月)に訪問することとした。

元々の香椎花園前駅舎はこちらである。これまでの駅構造としては、この駅舎を入った先にある1番のりばで上り・下り全ての列車を捌いていた。駅舎の先にホームがある単純な構造だったが、この貝塚線という路線は2両編成・単線という輸送力の少なさから朝の混雑がすさまじく、混雑緩和のために本ダイヤ改正で2番のりばが新設*1されたという形になる。駅構内で2つのホームが連絡しているのかと思ったが、どうも両ホームで改札が分かれているようだ。案内表示を見る限りでは、写真に映る改札口を入った場合は2番のりばへ向かうことはできないとのこと。

というわけで100m移動し踏切を渡った先にある2番のりば専用改札口へと移動した。地方ローカル線で時折見かけるような小さい駅舎である。この2番のりばから発車する列車は平日朝に3本のみとのこと。訪問日はダイヤ改正後最初の平日だったことから、奇しくも使用開始初日に訪問したということになる*2

自動改札機の類は無く事実上ホームへと入り放題ではあるが、それは適切ではないので駅舎の中から望遠で撮影するに留めることとした。どうやら2番のりばはホーム上に屋根も設置されていないようだ。雨天時は駅舎で待機するか、ホーム上で傘をさしながら列車を待つことになりそう。

駅舎内にはICカードリーダとインターホン、運賃表が用意されていた。券売機や貝塚線でサービス提供されているクレジットカードタッチ決済用の端末は備わっておらず、これらで降車・乗り継ぎをする場合は1番のりば側の駅舎に向かう必要がある。ただ平日朝の利用者となるとほとんど全員が都市部方面へのIC定期券ユーザーで、恐らくこの駅まで乗ってくる利用者は限りなくゼロに近いだろう。合理的な判断に思う。

1番ホームに戻り、駅構内へと入るとファンシーなベンチが設置されていた。遊園地の香椎花園をモチーフにしているようだ。線路沿いの歴史ある遊園地というのは大抵は鉄道会社が集客のために建設するもので、現存しているものだと京阪のひらかたパークや西武の西武園ゆうえんちがある、ここも西鉄が運営していたのだが5年ほど前に閉園となった。

その香椎花園跡地はまだ再開発計画が定まっていないらしく、比較的原型のある形で残されていた。恐らくはマンションや戸建て住宅になるのだろうが、そうすると通勤需要が増えてダイヤ改正での混雑緩和策を全て打ち消してしまうんじゃないか、いやはや、想像したくない。
なお本筋とは全く関係ない話ではあるが、九州に渡った理由はライブ現地参戦である。前日に公演延期が発表になり、その1年4か月後会場を名古屋から北九州へと変更し、演者も一部変更になったが無事に開催してくれたことが何よりも嬉しかった。
次回は5/5と5/6にライブがあるため、興味がある場合は配信を見てほしい。
