新しい風に乗って

駅を訪問したり保存車を訪問したりする方のブログです。

鍛冶屋線訪問。

7月、なんとなく車を運転したい気分だったので近場の廃線に行くことにしました。鍛冶屋線。加古川線の野村(西脇市)から鍛冶屋までの盲腸線です。

加古川で車を借りて、とりあえず終点の鍛冶屋へ。

 

鍛冶屋

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恐らく作った時は言葉は無かったのでしょうが、今で言うラウンドアバウトの中に駅舎と車両が保存されています。

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まるで現役みたいだぁ…

 保存車両はキハ30 69

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屋外保存で、吊扉という隙間の生じる車両構造の割には比較的綺麗な状態を保っていると思います。

 

ここから線路跡を辿る道路を走って1駅ごとに見ていきました。それぞれの駅で痕跡のようなものがあるというのも鍛冶屋線を選んだ理由だったりします。

 

中村町

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線路は写真の左右方向のようです。駅跡地は公園になっています。

 

曽我井

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ここの駅跡地は公園?というよりは広場です。当時は駅のそばに桜が咲くことで有名だったようです。

 

羽安

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駅跡は公園です。左奥の黄色いハスラーが今回運転した車ですね。

線路跡部分を道路にすべく工事が行われていました。車道と直接ホームが干渉しているわけではないので、ホーム屋根ぐらいは残るとは思いますが…

 

市原

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鍛冶屋と同じく鉄道記念館になっています。そして車両が2両保存されています。

 

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塗り替えられて車番が確認できませんでしたが、どうやらキハ30の70と72のようです。状態は鍛冶屋の車両と似たり寄ったり。

この塗りなおされた保存車両を見ると世の中には結構いちゃもん付ける人もいるんですけど、個人的には別にいいかなあと思っています。保存主体ですし、一介の保存車両を撮るだけ撮って帰るだけのオタクには口出しする権利は無いんじゃないかなあと。

 

西脇

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奥にある通りが線路跡と対応?しているようです。加古川線西脇市駅ですが、こっちが本家の西脇です。駅跡の近くからは神姫がバスを出しています。周囲がまあまあにぎわっていることを見ると、この西脇~西脇市だけでも電化存続しておいたら違ったんじゃないかなあと思います。

 

ここで鍛冶屋線の廃駅訪問はおしまいです。西脇市は現役ですからね。いったん加古川に車を返しに行きました。時間が余ったので、少し加古川線の駅訪問をしました。一応18きっぷを使って加古川までやってきてるので元ぐらいはとっておこうかなと…

 

加古川

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高架駅です。今まで新快速で何度も通ったことはありますけど、降りたのは初めて。加古川の人帰られへんやん。

 

西脇市

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乗り継ぎのため下車。一応鍛冶屋線方向を見てみたのですが、それっぽい痕跡はわかりませんでした。地図上では鍛冶屋線が直線で進んでいくんですけどね。

 

船町口

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四角。雨どいも無く、四角。一種の不気味さを感じます。

歩いて隣駅へ。

 

本黒田

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黒田の名前は黒田清隆に由来しているんだとか。本のつく割には小さい駅です。

 

新西脇

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新と着く割には駅舎もまあまあ古く、そして周りは見た感じ栄えているとは言えない。西脇駅に対抗してつけたんだろうなあと思います。

 

以上。