新しい風に乗って

駅を訪問したり保存車を訪問したりする方のブログです。

JR西日本_加古川線:社町駅

駅舎寄りも隣の物体に目が引き寄せられる駅だ。

小さな駅に不釣り合いなほど巨大な謎球体が駅舎の隣に鎮座している。若干軸が傾いているあたり単純な球体の意匠ではなく、惑星か何かを模したものであろう。

これがなんと待合室だった。球体の中は完全に空洞で天井に広い空間が広がっていた。先客がいたので写真は撮れなかった。

 

とにかくインパクトが強い。前展望をしていれば嫌でも目に入ってくる(ワンマン運転で前展望されても邪魔になるんだが)

逆に何度か乗ってきた私が気づかなかったのが不思議なぐらいだ。1回目に加古川線に乗った時は片道だけで駅舎と反対方向の景色を見てた記憶があるし、以降は恐らく手元のデバイスを見ていたのだろう、こりゃだめだ。

 

駅施設部分は券売機と簡易改札の単純な構造。ホーム部分とは2段の階段で結ばれている様子。電化に際して従来のステップ付きの気動車からステップ無しの電車に対応させるために嵩上げをする必要があったのだろう。電化年度も比較的新しく2000年代であり、階段の隣には律儀にもスロープが用意されている。バリアフリーは必須だ。

この駅の他、加古川線は河合西、小野町など木目調で似た雰囲気の駅舎がいくつか存在している。恐らく電化のタイミングで一斉に建て替えられたのだろう。なにせ電化、路線にとってはあまりにもでかいイベント、そのタイミングで建て替えてイメージアップを図るのはとても良い事なのだ。