美唄鉄道、東明駅跡地に保存されている蒸気です。
この機関車は国鉄の4110形とほぼ同じの私鉄発注車。モデルとなった4110形について、形式に英字が入ってない点でまあまあ古い機関車です。連結器の周囲、溶接技術が当時無かったんでしょう。リベットでとめています。
この機関車のモデルとなった4110形は急こう配線区向けなのでD51ですら4軸しかない動輪が5軸あります。
ね、ちゃんと5軸あるでしょ?
戦後に作られた5軸の機関車E10は動輪にかかる軌道からの圧力対策で一部動輪のフランジを無くしちゃった(そして急カーブで脱線した)らしいですが、この機関車は全部ついていました。
一応キャブにむけて階段はついているものの、扉が閉まってるので入れなさそうでした。
駅跡近くはサイクリングロードになっているのですが…
廃止されていました。需要なのかそれとも野生動物がいるのかわからないですが、僕もヒグマは怖いので足早に撤退したかったです。
東明駅舎。右奥に蒸気がいます。
【アクセス】
美唄市民バス東明分団から徒歩
よりは美唄ICで降りて車で来た方がいいと思います。