8月、18きっぷ消化と駅の位置情報で殴り合うゲームの都合を兼ねて信州へと向かいました。
まだ快速も走っていない中央線、高尾で乗り換え一路西へ向かいます。ロングシートを埋める乗客は半分が山登りスタイル。相模湖、猿橋、大月と少しずつその数が減っていき終点の甲府では3割ほどになっていました。
甲府では十数分のわずかな時間に駅ナカの蕎麦を完食。引き続き中央線で西へ。そして小淵沢から小海線に乗りかえました。乗った車両はハイブリッドでもなんでもない普通のキハ。観光客が7割ほどを占めていました。
野辺山
JRで一番高い駅。野辺山。この駅舎は初代をイメージしたデザインなんだとか。インターネット上で初代の写真を探してみたのですが、自分には合わなかったデザインでした…
駅すぐそばの観光案内所にてレンタサイクルを借り、一路清里方面へと走ります。およそ2km、線路に沿ってさながら北海道のように一直線な道路を進んでいくとそれはあります。
JR最高地点。ここがこの旅行での目的地です。その名の通りJR線の中で最も高い場所です。
先ほどの写真から踏切を渡った反対側にはこのような石碑があります。写真ではわかりにくいかもしれませんが、一番上のJRの部分だけ後付のように見えます。すこし古い写真だと、「日本鉄道最高地点」と刻み込まれているのが確認できるので、何かしら指摘されてしまったのでしょうか…アルペンルートのトロリーバスは一応は鉄道なんですけどそっちが鉄道最高地点を名乗るのもなあ…
後ろの雲が低く見えます。普通の地表付近に見える雲とは心なしか形も異なっているような気もします。そしてすこし視点を変えると八ヶ岳が見えます。
山梨県側、清里方面を写した写真です。小淵沢からの列車はここを上って最高地点を通過します。
勾配標。この部分が上り勾配の終わりであることが示されています。訪問者は10人ほどいましたがこれを撮影している人は見かけませんでした。
そして踏切が鳴りHIGHRAIL1375が通過。列車名の1375はこの地点の標高を示しています。動画を撮影していたのですが蜂に邪魔され失敗。竜飛岬の時のように蜂に嫌われています。
次の列車に乗るために野辺山駅へ戻ることに。国道沿いを通ったため、途中SLが走っている場所を見かけました。スルーしたもののまさか閉園間際だったとは…
駅前にはC56が保存されていました。
こっちは国鉄のままなんですね…