新しい風に乗って

駅を訪問したり保存車を訪問したりする方のブログです。

ゴマをする、とんかつを食べる。

皆さん、とんかつ屋のチェーンといえばどこが一番に思い浮かびますか。

松のやですか、それともかつやですか、新宿さぼてんですか、あるいは和幸ですか。

 

僕は浜勝です。聞いたことありますか。

 

www.hamakatsu.jp

※ちょっと前にブランドを「浜勝」から「濱かつ」に変えているみたいですが、僕は浜勝表記が好きなのでそっちで書きます。

 

天下のリンガーハットさんですよ。長崎ちゃんぽんで有名な、リンガーハットさん。そのリンガーハットさんのやっているとんかつ屋さんです。

ただ、店舗の立地がほとんど西日本…それどころか、悲しいことに今は九州7県+山陽3県+東京都の11都県にしか出店していないらしいです。関西にも四国にもない、ゆめタウンより範囲が小さい。

 

で、ぼくが小さい頃、祖国広島に住んでいた中で知ってる唯一のとんかつ屋といえば、この浜勝でした。一番上に書いた他の4チェーンは居住圏には無かったんですね。

いわゆる宇品のベイシティと呼ばれる地区。そこのトイザらスデオデオ・フレスタ・オーソリティ(以上、当時の呼称)と一緒の敷地に浜勝はありました。

うれしいことに今も存命です。

 

この浜勝、いわゆるロードサイド型の店舗で、当時はベイシティエリアに高層マンションも少なく、チャリか車を止めてやってくるイメージですね。

で、同じ敷地にトイザらスだのデオデオだのオーソリティだのあるわけですから、でかい買い物が終わった後に家族で行くわけで。なかなかいくことが無かったわけです。

 

ところで、この浜勝の特徴といいますと、ゴマをすることができるわけです。もちろん、店長や従業員に媚びを売って割り引いてもらうということではなく、注文後、とんかつが揚がるまでにすりこぎ・すり鉢を渡されるんです。それで、例えば博多とんこつラーメンだと高菜が入っている感じの小さい瓶がテーブルに置いてあって、中にゴマが入っているんですね。それを各自ですり鉢に小さじ1杯ぐらい入れて、各自でゴリゴリしていくわけです。最後に秘伝・辛口いずれかのソースをすり鉢に流し込んで特製ソースの完成、とんかつが出てくるまでの時間つぶしになるわけです。

 

いいでしょう?

 

このゴマをする行為がとてつもなく無心になれるんです。すり鉢の底から円を広げるようにして、そしてゴマを潰していく、またつぶれなかったゴマを底に持ってってまたゴマをすっていく…楽しいんですよ、意外と。

 

あと浜勝の良いところ、それはごはんとキャベツと味噌汁を選べるところなんですね。

たとえばご飯やキャベツの大盛やおかわりが無料っていうのは、結構なとんかつチェーンでやっていると思います。ただ、浜勝は違う。浜勝はそれに加えて、ごはん2種類(白米・麦)、味噌汁2種類(白みそ・赤みそ)、キャベツ2種類(千切り・角切り)、これがぜんぶ選べるんですよ。もちろん追加料金なんてなく、定食を頼めば誰もが得られる権利。

 

すごいでしょう?

 

いまは東京は御茶ノ水に1店舗しかないらしいですが、ぼくが住んでいた頃は少なくとももう1店舗、新宿にありました。新宿西口のヨドバシ近隣にリンガーハットがあるでしょう、そこの2階です。まあ小さい頃にお世話になりましたのでちょくちょく使わせてもらったわけです。

 

で関西に来てから、今この地に浜勝は無いんですが、先日博多に行く機会がありまして、昼時にそこで見かけちゃったんです。浜勝。

もう、入店しないわけにはないでしょう。普段は混んでいたら他の店さがすぼくが、ちゃんと名前を書いて待つぐらいですよ。

 

ちゃんとランチメニューと、麦ごはん、赤みそ、千切りを選びさあ至福の時。ゴマをするわけです。そして自分ですったゴマと秘伝のたれをハイブリッド、ヒレカツを漬けて食べるわけです。もちろんおいしい。

 

いいですよ。楽しいですよ。ゴマをすれますよ。

 

食べようね。