新しい風に乗って

駅を訪問したり保存車を訪問したりする方のブログです。

2020年SFC修行記録0/50000

第0話です。50000になるまでの長期連載です。

 

  • 序論

みなさんは、SFC修行という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

SFCという部分だけでもやれスーパーファミコンだの湘南藤沢キャンパスだの色々と意味があるのですが、今回紹介するSFCはSuperFlyersCard、凄い飛ぶ人のカードです。

これはANAの限られた利用者にのみ発行されるクレジットカードになります。所持している限りはラウンジや優先搭乗など、ANAおよびANAの属するアライアンスである程度優待的に搭乗することができます。

で、このSFCを手に入れるためには、まずは上級会員になる必要があります。ANAの場合上からダイヤモンド、プラチナ、ブロンズ、平会員であり、プラチナ以上でこのSFCに切り替える資格を入手することができます。

ただし、この上級会員は1年ぽっきり。1年間で溜めたマイルとは別のプレミアムポイントによって翌年4月から1年間のステータスが決まるわけです。

つまり、SFCを手に入れるためには前提として1年間に飛行機に乗りまくって上級会員になる必要があります。プラチナ会員になるためには5万プレミアムポイントが必要で、そのためにたくさん飛びます。これが今回やることです。

5万ポイントといわれてもピンとこないかもしれませんが、運賃によって変わってきます。詳しい計算は省略しますが、スーパーバリューという早割的な奴で東京~大阪を利用した場合は420ポイントですが、これをバリューと言う前日まで買える少し高めの運賃で利用すると820ポイントとなります。運賃が30%ぐらいしか割り増しになってないのにポイントは倍近くになっているのです。不思議ですね。その運賃とプレミアムポイントの効率がよければよいほど安く乗れるのです。世間ではPP単価と呼び、1プレミアムポイントあたり何円必要かを示しています。低いほど効率がいいです。一連の修行で10切ったら良いらしいです。

これ、普通は毎週飛行機に乗るような出張族が知らぬ間に取っているようなものを6桁の資金を使って自費で取りに行く行為で、バカのやることです。

 

 

  • きっかけ

きっかけは単純なもので、周りに取ってるオタクが結構いたからです。ANAじゃなくてJALにも似たような制度があり、そちらは5万ポイント単純に溜めるほかに50回飛行機に乗るとしても達成できるらしく、どちらかといえばそちらを取っている人が多かったですね。特に高校の同期がJALのそれを取得していたので、それだったら僕もできるだろうと思ったのが大きいです。もちろん、後々の旅で有利に働くだろうなあと考えて費用対効果を考えることもちゃんとしましたが。

 

  • なぜJALじゃなくてANA

JALにもANAにも同じような制度がありますが、なぜ僕がANAを選んだかというと、小さい頃はANAの方が乗っていたからです。小中高と、他人の金で飛行機に乗った中でJALに乗ったのは記憶のある限りは高校の金で乗った東京~広島ぐらいでしょうか。それ以外は沖縄も千歳も中標津も羽田もANAだったような気がします。

その中で、断片的な記憶をつなぎ合わせるとラウンジに入ったりプレミアムクラスを使ったり、親が沖縄経由で東京出張から帰ってきたり、シンクに古いANAカード(クレカって結構シンクの汚れを取るのに便利らしい)があったりと、実は父親がSFCを持っていたのではないかと推測しています。ただし、今は確認する術がありません。

まあ、ANAを選んだ理由は後付けでいくらでも出せます。広島空港に787をよこしたとか、岩国に就航してるとか…

 

  • 事前ステータス

今でこそ搭乗券を全て取得しており、その購入課程でマイル数も大きく上下したのですが、手配する前の2019年9月時点では私のステータスはこんな感じでした。

・3年でいろいろやって溜めた15000マイル所持

ANAカード一般持ち

・年平均で7000プレミアムポイント程度の搭乗

・大卒1年目23歳

・パスポートあり

・一人海外経験あり

・彼女なし

・電車オタク

 

実際、修行を決断しなければ特典航空券に変えて大連かソウルに飛んでいたと思います。

 

  • もっとマイルを効率的に溜める方法がある!

SFC修行をするために必要なクレカは?ポイントサイトは?調べてみました!なんて感じのブログ、情報を探す課程で嫌と言うほど見ました。ぶっちゃけ嫌です。ルートや単価などの部分ではこれらのウェブサイトを参考しましたが、クレカとかポイントサイトとかのいわゆる陸マイル手法には基本的に頼らないことにしました。

「◯◯カード作って得たポイントをポイントサイト3店舗ぐらい経由して東京メトロのポイントからANAマイルにしてワイドゴールドカードに受け入れたらマイルめっちゃたまる!」

何言ってるかわからない人はスルーしていいと思いますが、要するにポイントをロンダリングしてマイルにしてるいのです。僕はこれを面倒だと思いました。そして無益に信用情報を他人様にばらまきたくないなぁと思ったのでしませんでした。使いもしないのにクレカ作ったりなんか僕には無理です。

ワイドゴールドカードについては、持つほどでもないかなあと思いました。ぶっちゃけ番号が変わるのが嫌だったからです。調べたところ、今の一般カードからSFC一般カードに切り替える場合は番号そのまま審査も無く切り替えられるらしく、これで進めることにしました。

VISAの場合マイル交換レートが5倍から10倍になるという魅力はありますが、VISA側のポイントを原則寝かしておき、隔年あるいはそれ以下でマイルに交換する運用で賄うことにしました。多分こっちの方が安いです。あと、僕は紺とも黒ともつかない地紋のANAカードが好き(思い入れがある)であって、金色のANAカードにはそこまで魅力を感じませんでした。

もちろん、この選択で若干ながら効率が下がる可能性も考えました。搭乗マイルの取得数が減ることで支払いに充当できるマイルが減り、結果として支出が増える…と思っていましたが、実際は搭乗前に全ての決済を済ませたので関係ありませんでした。修行完了後のマイル数が大きく違うと思いますが、そっちのことは知らない。

 

上記の調べてみましたブログだとだいたいこの辺りにクレカのアフェリエイトが貼ってあると思います。そんな野暮なことはしません。

 

  • で、いくら?

給料2か月分は飛んでいます。滞在費用とかを考えたらもっとかかると思います。ただ、修行後に得られる恩恵や、溜まったマイルで適当に海外に飛べる展を考えると心理的な負担は下がります(ポジティブシンキング)

海外発券という少し特殊な方法を活用してPP単価を下げようとしたのですが、少し出遅れてしまったのか、それとも土休日メインだからなのか、最安値よりも各便1万円近く高くなっており、思っていた合計価格よりも高めになってしまっています。

 

  • そもそもポイントが足りない

そもそも、修行の一環として手配した25枚の航空券で得られるプレミアムポイントを合計しても4万5千ポイント、実は目標の5万ポイントには到達しません。国内旅行である程度搭乗をすることを前提として、目標値少なめになるように調整しています。あと、実は国内線で使える株主優待券を手に入れているので、それを上手いこと使って羽田空港で綺麗に達成したいなあとも思っています。

 

  • で、どういうルート?

調べてみて定石なんだろうなあと感じた海外発券のプレミアムエコノミーを多用します。クアラルンプール発羽田経由沖縄行きです。沖縄から家までは別途航空券が必要ですが、幸いにも沖縄~神戸で7千円台の非常に安くPP単価7円台のチケットを組み合わせることができました。

 

  • で、いつから?

今週からです。LCCでクアラルンプールまで飛びます。北京とかを経由したら道中にも溜まって往復回数を抑えれたのですが、なんでLCC取ったんですかね…

社会人1年目の人間で、平日まとまって休みはとれる感じじゃないのでなるべく土日、それも早めに済ませます。

 

  • 懸念材料

・頻繁に飛ぶので密輸の疑いをかけられそう

・飛行機遅れたら会社で土下座しないといけない

・修行日に仕事が入ってきても土下座しないといけない

・1日だけ熱帯なので体調管理が怪しい

 

というわけで、2020年SFC修行記録0/50000でした。修行してきます。頑張ります。

 

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