新しい風に乗って

過去の思い出を書くためのもの。VRM成分はありませんよ。

「信」「毛」「わ」

先日、群馬に行ってきました。目的は言わずもがな、乗りつぶしでして、ちょうど群馬県内が乗り放題になるぐんまワンデー世界遺産パスの利用開始日ということでした。

まずは上野から高崎線の始発に乗って、深谷まで向かいます。

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広電電車の細かいところの改善の提案

広島電鉄、100万都市広島の、陸の玄関口広島駅と海の玄関口広島港、中心市街地である八丁堀・紙屋町地区、そして世界遺産厳島神社で有名な宮島への玄関となる宮島口、人類が忘れてはならない負の遺産である原爆ドーム。これらを結ぶネットワークを構えている路面電車である。

近年、広島という都市自体が20年遅れぐらいで再開発の波に乗っかっており、様々な要因で地下鉄が不可能である現状、交通インフラとして路面電車の重要性が高くなっていくであると思われる。

この路面電車について、ちょっと不便だと思う点を、すぐにできる点、つまり土木工事など大規模な投資が必要にならないであろう点からいくつか指摘していきたい。

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美濃

岐阜市内線の車両が見たい!」きっかけは京都の時のように些細なものであった。しかし今回は、なんと土日が空いているではないか。そう思って、今回も金曜日の朝にバスを手配して、その晩に乗りこんだ。

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全扉降車に求めるもの

広島電鉄で、先日より1000形に限って全扉降車のサービスが始まった。

これは、通常だと中扉から乗車して前扉から降りるところを、PASPY+全国10種のICカードを1人1枚利用する場合に限り、乗ってきた中扉からも降りれるというサービスだ。f:id:setoutivrm:20150307142556j:plain

1人1枚利用することが条件というのは、結局は降車の際に運賃箱で特段の操作が必要ないICカードであり、たとえ1人1枚利用であっても普通のPASPYを持って小児料金を払う人や、あるいは残高不足の人は利用することができない。

 

さて、この全扉降車、信用乗車に近いものでもあり、ただでさえ車両が長いうえに出口付近が流れの悪いボックスシートになっている1000形に対しては非常に有効であると僕個人としては考えており、もちろん普及してほしいのではあるが、いくつかの点で納得いかないような、ちょっとモヤモヤするポイントがあるのである。

①リーダーの数は適切か?

広島電鉄では3種類の運賃体系が存在することもあり、乗り換え制度のために乗降電停を記録する必要もあることからICカード利用の際も乗車と降車の2回タッチが必要となる。今まで中扉には乗車用リーダーが車両に向かって左右に存在していたが、今回のサービスに伴い左側のみ残り右側の物は降車リーダーになってしまった。これにより降車にかかる時間が減ったとしても乗車にかかる時間が増えてしまう可能性がある。中扉から降車する客は多くても全体の半分を超えることが無いと思われるが、乗車客はその大半が従来と同じく中扉から乗車するのである。社会的な常識としては降車が完了してから乗車するものであり、折角の短縮を食いつぶしてしまう可能性があるのではないか。

改善手法は、乗車リーダーを2個に戻す方法である。この場合は今以上に乗車リーダーと降車リーダーの区別が重要となる。なお2012年の信用乗車社会実験では中扉の降車リーダーが設置された部分にも乗車リーダーが存置してあった。

 

②電停側は大丈夫か?

従来では乗車客が中扉付近にたむろし、ドアが開くと同時にその混雑が減る一方で降りた人が前扉付近に混雑を作っていくという一種の流れが存在した。全扉降車で、例えば横断歩道が進行方向にある場合は中扉降車客と電停の乗車客が交錯する可能性がある。これは宇品線など電停の狭いところのみならず、本通や紙屋町など多くの人が待っている場所でも十分生じる可能性がある。対策は電停の幅を広げることの他、出口を前後に設置することである程度改善できるのではないかと思う。八丁堀下りなど、そのまま胡町の交差点まで後ろを伸ばしてもいいぐらいだと思う。

 

③そろそろ一日券をICに詰め

PASPYが普及し、乗り換えカードと共に磁気券から退化した一日券。それを使う利用者、特に電車の利用に不慣れな外国人や観光客は中扉での降車を行うことができない。あるいは制度を知らずに降りようとしてトラブルになる可能性も十分考えられる。全扉降車サービスの発表前から何度も言っているのだが、そろそろIC一日券を採用する頃合いだと思う。

都内の各路線バスと同じ運賃箱を使用していることもあり、一日券の設定自体は可能ではないかと思う。問題は電車一日、ピースパス、電車松大などと多数の一日券が存在することと、前乗り先払い制度ではなく乗車後しばらくしたうえで乗務員の所へ出向く必要があることだ。これに関しては広島駅と宮島口で地上側で一日券を積むことができれば大半は解決すると思われる。それでもぐるりんパスなど、他の乗車券に付帯しているものはどうにもならないが…

 

以上3点が全扉降車に求めるものである。

マイテ

JRの乗りつぶしを終えて初めての旅行に行った。行先は京都鉄道博物館。当日の昼に行こうと決め、そのままバスの空席を調べていた。僕の場合はトイレ付きの夜行バスが絶対条件なので、いくら安くて空いていてもトイレ無しはパス、結果空いていたのが横浜からの青春ドリーム(4列)と、東京駅からのドリームルリエ(2列)

そして青春ドリームを選んだ私は、そのまま京都へと向かった。

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2017年12月1日、乗りつぶしという記事を書いた。

setoutivrm.hatenablog.com

ここには乗ってない路線として、以下の各線をあげた

津軽線:中小国~三厩24.4km

・山田線:全線157.5km

八戸線:全線64.9km

田沢湖線:秋田~角館58.8km

大糸線:全線105.4km

上越線:越後湯沢~ガーラ湯沢1.8km

武豊線:全線19.3km

七尾線:七尾~和倉温泉5.1km

伯備線備中神代伯耆大山67.6km

木次線:全線81.9km

可部線:可部~あき亀山1.6km

この後、伯備線木次線は年内に、七尾線武豊線は1月に、上越線大糸線八戸線津軽線田沢湖線、山田線は2月に乗車した。

 

そして2018年3月10日、可部線も完乗し、JR全線を完乗した。(ただし大糸線常磐線只見線日高本線・山田線・根室本線は一部代行バスあるいは並行バス利用)

これは即ち、10年間をかけてきた一番の趣味が終わってしまったということである。

正直、達成感よりも、何か心に穴が開いてしまったような気がする。かつての宮脇氏も国鉄完乗後は時刻表の購入を怠るなど虚無感に近いものを感じたと自著にて語っているが、それに近い。

しかし、乗りつぶしをしなければならないという一種の強迫観念から解き放たれたということは、これからはもうすこしセカセカしないような旅行ができるのだろうか…?

 

きみは山賊を知っているか

山賊、それは広島市民が免許を交付されて、真っ先に行く場所なんです。広島市内を夕方に出発し、国道2号線をずっと西に行くのです。高速で行くのはタブーで、かならず一般道で行くのがいいんです。地御前の先でバイパスが終わり、宮島口の渋滞にはまり、大竹の工業地帯を横目に見てると、山口県の岩国につくのです。

岩国を過ぎると錦川に並行して道路が続いていきます。このまままっすぐ行くと美川ムーバレーという岩国のもう一つの名所まで行ってしまうのですが、その手前で川から離れて山道を進んでいきます。20時をまわるともう外は真っ暗、点々と集落があるほかはコンビニですら無いような片側一車線の国道を登っていくのです。

そして峠のサミットを越え暗闇を降りていく途中、はるか遠くから光が見えてきます。そしてその光はだんだんと強くなり、まるで異世界のような景色が目の前に現れるのです。

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それが山賊です。正確な名前は、「いろり山賊 玖珂店」と言います、玖珂店とあるように、他にも2店舗存在するんですけど、ほとんどの人は山賊=玖珂店と認識していると思ってもおかしくないんじゃないかなと思います。。

 

ではこの山賊というのは一体何なんでしょう、料亭であり、森であり、沢であり、神社であり、キャンプなのです。何を言っているのかわからないと思う割れるかもしれませんが、これが山賊です。詳しく解剖するために、食事の過程から説明しましょう。

 

山賊には3つあります。いろり山賊、竈、桃李庵の3つです。ここでは一番メジャーないろり山賊について説明します。

 

まず、店に入る前に行わなければならないのが、注文です。上の写真の奥のほうに進んでいくと窓口があり、ここで先に注文と支払いを済ませます。週末にはここで1時間消えます。山賊焼きと、山賊むすび、山賊うどんあたりがメジャーなものですね。

注文をすると、レシートを受けとります。そのまま店内に入っていくと目の前にいろりが現れ、調理をしている様子が見れます。その店内でそのまま食事をすることもできますが、そのまま店内を突き抜けて外に出るのが一番です。

外に行くと、野外にテーブルが置いてあり、空いているすきな席に座ることができます。冬場は炬燵になっているので外でも十分あったかいのです。席についたのち、適当に店員を捕まえてレシートを渡します。

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ここから料理ができるまでは、適当に周囲を散策しましょう。沢に降りるのもよし、神社に行くのもよし、ラムネを買って飲むのもよし、凄いトイレに行くのもよし。

そして料理が出て、実食です。ここまでで2時間以上たっていることがありますが、安心してください。いろり山賊は夜3時までやってます。

 

そして一通り食べた後は、おみやげでも物色して夜道を広島へと帰るのです…

 

 

いかがでしたでしょうか。これが僕がさんざんアピールしてる山賊の招待です。アウトドア大自然料理が気軽に食べられる経験は滅多にできません。しかしアクセスが悪いため車利用になってしまい、みんなで酒を飲むことができないのは残念な所。バスは1日5往復。もちろん夕方でおしまい。

 

 

とりあえず、行ってみて。